フクロモモンガはとても臆病な動物なので、家にお迎えしてしばらくの間は顔を見せただけで威嚇をされることもよくあります。
慣れてきたと思っても触ると噛むこともよくあるようです。
ここではフクロモモンガが威嚇したり、触ると噛むときの対処法をご紹介します。
目次
フクロモモンガが威嚇してくるときの対処法
フクロモモンガを家にお迎えしたばかりで威嚇されるのは当たり前というほどよくあることです。
このような場合は、まずは新しい環境に慣れてもらうことから始めましょう。
1週間くらいは触ったりかまったりせずに、そっとしておくようにしましょう。
それから飼い主さんの匂いを覚えてもらうようにします。
匂いを覚えれば、フクロモモンガもあまり威嚇をしなくなります。
ケージに飼い主さんの匂いのするものをかける
匂いを覚えてもらう方法として、ケージに飼い主さんの匂いが付いている服などをかけておく方法があります。
また、巣箱やポーチに飼い主さんの匂いの付いた布切れを入れておくのも効果があります。
手で好物を与える
素手でフクロモモンガに好物を与えることで飼い主さんの匂いを覚えてもらい、飼い主さんの匂い=いいことがある、と覚えてもらいます。
ただし、好物の与えすぎには注意しましょう。
肥満の原因になってしまいます。
眠っている間ポーチに入れて持ち歩く
フクロモモンガが眠っている昼間に、フクロモモンガをポーチに入れて飼い主さんが身に着けます。
こうすることで、飼い主さんの匂いを覚えてもらい、飼い主さんの匂い=安全な場所、ということを覚えてもらいましょう。
あまり長く身に着けていると脱水症状などになってしまうこともあるので、2~3時間程度にしてください。
フクロモモンガが触ると噛むときの対処法
フクロモモンガを触ろうとすると噛んでくる、ということもよくあることのようです。
本気で噛まれると血が出るほどなので、できればやめていただきたいものですよね。
フクロモモンガが触ると噛むときの対処法として、以下のようなものがあります。
声をかける
触る前に声をかけ、飼い主さんの匂いを認識させます。
それから手を出し、噛まれてしまった場合も極力急な動きをしないように頑張ります。
驚かさないようにしましょう。
息を吹きかける
フクロモモンガは息を吹きかけられるのを嫌がります。
嚙まれた後に息を吹きかけることで、噛むと嫌なことがある、ということを覚えてもらうようにします。
「チッ」と舌打ちをする
フクロモモンガは仲間同士でじゃれ合っているときなどに、不快なことがあると「チッ」と鳴いて不快であることを表現します。
これが人の舌打ちの音と似ているようで、噛まれた後に舌打ちをすることで不快だということをフクロモモンガに伝えます。
何度か繰り返すと噛むのをやめてくれることもあるようです。
まとめ
フクロモモンガが威嚇したり触ると噛むときの対処法をご紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
フクロモモンガは臆病で慣れにくい動物ですが、根気強く続ければきっと慣れてくれるので、諦めずに頑張りましょう。
スキンシップを毎日欠かさずにとるようにしましょう。