フクロモモンガをベビーや乳児から育てると愛おしさも倍になり、飼い主にもよく懐いてくれるというメリットがありますが、フクロモモンガのベビーや乳児の飼い方には知識や覚悟が必要となります。
目次
フクロモモンガのベビーや乳児を育てるには知識が必要
フクロモモンガは生まれてすぐに親の袋の中に入って、授乳されて大きくなっていきます。
離乳までは時間がかかるので、フクロモモンガをベビーや乳児から飼育したいという方は、スムーズな飼い方が出来るように知識を入れておくことが大切です。
フクロモモンガのベビーは数時間おきに授乳を
フクロモモンガのベビーの飼い方の最大のポイントは授乳です。
人間の赤ちゃんのように数時間おきの授乳が必要になるため、ベビーのお世話にかかりきりになっても良いと思える覚悟も必要になります。
授乳がうまくいくと飼い主にも慣れなついてくれる可愛い姿を見ることができます。
授乳の目安としては30グラムのベビーで3~4時間おきの授乳といわれていますが、それよりもフクロモモンガのベビーが小さい場合は、1度に飲める量が少なくなるため授乳間隔はもっと短くなります。
乳児やベビーはしっかりとした環境を整える
フクロモモンガのベビーや乳児の飼い方のポイントとして、徹底した温度と湿度管理が重要となります。
乳児やベビーのケージは昆虫用や水槽といったプラスチックのもので十分なので、静かで温かな場所に置き家に着いたらしばらくそっとしておいてあげましょう。
容器内の温度は30度前後、湿度は50%前後に常に保つようにし、低体温症を防ぐために25度以下にはならないようにしましょう。
温度や湿度は人間の感覚ではあてにならないため、温度計などを使用してフクロモモンガのベビーや乳児にとって快適な環境になるようにしてあげましょう。
フクロモモンガ用の巾着があると便利
フクロモモンガのベビーや乳児を手乗りにさせたい場合は、フクロモモンガが入れる大きさの巾着袋を用意しそこにベビーを入れて、肌身離さないようにすると良いでしょう。
飼い主といつも一緒に行動することで飼い主の顔や声、においを記憶しなつくようになると言われています。
巾着袋は洗い替えを含め、最低2枚用意しておくのがおすすめです。
まとめ
フクロモモンガを乳児やベビーから飼育したい場合は、徹底した温度と湿度管理が飼い方のポイントとなります。
フクロモモンガのベビーは数時間ごとの授乳が必要になるため、つきっきりで愛情を持ってお世話をしてあげましょう。