愛らしい姿で人気急上昇中のフクロモモンガですが、飼育環境や食の管理が大変とも言われています。
では具体的にはどのようなところに気をつけて飼育すれば良いのでしょうか?
またフクロモモンガの寿命や費用はどのくらいなのでしょうか?詳しくみていきましょう。
フクロモモンガの飼育は環境作りから
フクロモモンガの飼育環境の基本は、十分な広さの確保と寝床と止まり木と言われています。
またフクロモモンガは寒さに弱いという性質を持つため、温度や湿度の管理を徹底する必要があり常に25~28度を保つようにしましょう。
食べ物の好き嫌いも激しいため、栄養管理も大変な傾向があります。
栄養不足にならないように出来るだけバランスよく、様々な食材を与えることが飼育する上でのポイントです。
フクロモモンガの寿命や費用
フクロモモンガの寿命は野生下では約7~8年、適切な飼育状況では寿命は12年ほどと他の小型動物よりも長く、中には17年生きたというフクロモモンガもいると言われています。
費用については一般的なグレーやブラウンといったカラーのフクロモモンガであれば、15,000~30,000円、アルビノという種類で10~20万円、リューシスティックという種類になると10~30万円と高額になります。
どのフクロモモンガであっても、飼育する以上は愛情をもって育てるようにしましょう。
フクロモモンガの臭いの原因とは
フクロモモンガはモモンガの中でも大人になるにつれ臭いが強くなると言われています。
これはフクロモモンガの体に多数ある臭腺が原因といわれており、メスよりオスのほうが臭いはキツく、特に発情期になると臭いは強くなると言われています。
また、フクロモモンガに与える餌の種類によっては食べ残しが原因で臭いが発生する場合があるので、ケージはこまめに掃除するようにしましょう。
フクロモモンガの臭いで大変な場合は?
フクロモモンガの臭腺がどうしても気になるという場合は、手術で除去するという方法もあります。
しかし、臭腺は1つだけでないため時間と費用を要します。
手軽に出来る臭い対策としては飲み水に混ぜるタイプの消臭剤があります。
市販のもので小動物のペット専用の飲み水に入れるものが販売されているので、そういったものを使用するのもおすすめです。
1番の臭い対策は毎日の掃除なので、面倒だと思わずに毎日行い、フクロモモンガの環境を清潔な状態にしてあげましょう。
まとめ
フクロモモンガは寒さに弱いため、飼育する上で温度や湿度管理が大変と言われています。
温度や湿度は人間の感覚では当てにならないため、温度計などを使用してフクロモモンガが生活しやすい環境を整えてあげましょう。
またフクロモモンガの臭い対策として手術や市販の消臭剤といったものもありますが、まずはこまめに掃除をし臭いの原因となるものを取り除くようにしましょう。