最近人気のフクロモモンガですが、繁殖期になるとハゲができるのです。
可愛いお顔の上にハゲが。
それはそれで可愛いんですけどね。
ここではフクロモモンガのハゲなどの身体の特徴についてご紹介します。
フクロモモンガのハゲ
フクロモモンガのオスは、繁殖期になると頭や胸にハゲができます。
メスにはできません。
これは、繁殖期になると、頭と胸にある臭腺からフェロモンを出し、そのフェロモンをこすりつけるためです。
相手がいる場合はメスに頭などをこすりつけ、相手がいない場合でもケージや飼い主さんに頭や胸などをこすりつけるためにハゲができてしまいます。
メスにも臭腺はありますが、オスに比べると小さく、はげることはないようです。
ハゲを作らないようにするには?
そのままの状態でハゲなくさせることはできません。
どうしてもハゲが嫌な場合は去勢手術をするか、臭腺の除去手術を受けるしかないと思います。
ですが小型の動物にとって全身麻酔で手術をすることは、危険を伴うことですので、よく考えて決めるようにしましょう。
フクロモモンガのその他の特徴
フクロモモンガの特徴と言ったらやはり皮膜でしょうか。
また、フクロモモンガは名前の通り、メスはお腹に袋を持っています。
皮膜
フクロモモンガは前足と後ろ足の間にある皮膜を広げ、木から木へと滑空をします。
このときしっぽを上手に使い、バランスをとったり方向を変えたりするようです。
お腹の袋
メスのフクロモモンガには、育児嚢と呼ばれる袋があります。
袋と言っても見た目で確認することは難しく、腹部のへそのあたりに小さなくぼみがあるな、という感じです。
この育児嚢で赤ちゃんを70日間程育てます。
まとめ
フクロモモンガのオスとメス、ハゲができるのはオスのみになります。
オスとメスを見分けるときは、頭のハゲを見れば一目瞭然ですね。
その他の違いとしては、オスは腹部のへその下に睾丸があり、メスは腹部に育児嚢がある、ということです。
参考になりましたでしょうか?