フクロモモンガは今、懐いてくれるペットとして大変人気が上がっています。
しかし、どの動物にも言えることですが、可愛いだけじゃ飼育していくことは出来ません。
今回はフクロモモンガのストレスや夜鳴き、白内障の原因についてまとめました!
ストレスの原因
フクロモモンガはストレスがたまると病気になってしまうことがあります。
まず、ペットショップなどから我が家に迎え入れた時に環境が変わってしまうのが第一のストレスです。
1週間ほどは構いたい気持ちをグッとこらえて、あまりのぞき込んだりせず、最低限の掃除とご飯のお世話だけにとどめておきましょう。
また、フクロモモンガは臆病で警戒心の強い生き物です。
抱っこしようと上から掴むと敵に襲われたと勘違いして恐怖を与え、ストレスになってしまいます。
必ず顔の前にそっと手を差し出してから触るようにしましょう。
温度や湿度、ケージの大きさにも注意が必要です。
あまりにストレスがたまると自傷行為と言って自分のことを噛んでしまい怪我に繋がりますので、フクロモモンガの過ごしやすい環境づくりを心がけましょう。
夜鳴きの原因
フクロモモンガは夜行性の動物なので、夜に活発になり活動します。
そのため、キャンキャンと子犬のように夜中中鳴いたり、ホイールをカラカラと回し続けて遊びます。
これは珍しいことではなく日常的な事なので、ワンルームの部屋で飼育する場合は眠れなくなることがあります。
フクロモモンガは主に寂しい時や構ってほしい時に夜鳴きをします。
コミュニケーションをしてあげると落ち着くことがありますので、30分以上遊んであげると良いでしょう。
ただし、夜鳴きでおやつをあげるのはやめましょう。
鳴けばおやつがもらえると思ってしょっちゅう鳴くようになってしまいます。
白内障の原因
フクロモモンガの目の病気で最も多いのが白内障です。
先天性と後天性がありますが、ほとんどが遺伝によるものです。
後天性の場合はビタミンAが不足したり、糖尿病の合併症でなることもあります。
完治が難しい病気ですが、フクロモモンガは主に視覚に頼って生きているので、知識を持って看病をしっかりとしてあげなくてはなりません。
まとめ
今回はフクロモモンガのストレスや夜鳴き、白内障の原因についてまとめました!
原因が分かれば解決できることもありますが、白内障のように先天性のものであれば回避することは出来ません。
生き物を育てるという自覚と覚悟をもって、しっかり学んでから迎え入れてあげるようにしましょう。