フクロモモンガを飼育している方は、フクロモモンガの鳴き声が色々なバリエーションがあることに驚くのではないでしょうか。鳴き声や行動にはそれぞれ意味があると言われているので、それらを理解することでよりフクロモモンガと親密になることができるでしょう。
今回はフクロモモンガの鳴き声や行動が表す意味についてご紹介していきます。
フクロモモンガは鳴き声や行動で感情を表す
フクロモモンガは甘えたいときや寂しいとき、威嚇などそのときの感情に合わせて様々な鳴き声を使い分けています。それらをある程度知っておくことで、フクロモモンガの感情が分かるようになるので、より信頼関係を築くことが可能となります。
歯をカチカチさせるのは警戒心
歯をカチカチさせたり舌打ちをしてシューと鳴く場合は、嫌がっていることを表しています。このようなときはむやみにフクロモモンガに触ったりせずにじっとしておいてあげましょう。
また恐怖を感じているときや威嚇しているときは「ギーギー」といった鳴き声を出す場合があります。このような鳴き声を聞いたときはまずは、フクロモモンガのストレスの原因を探しだし、その原因を取り除いてあげるようにしましょう。
しっぽを振るときは注意
フクロモモンガは成長するにつれて思春期を迎え自分の匂いが変わることで、情緒不安定になる場合があります。そういったときはしっぽを振ったり高い所から降りてこなかったりと敏感になりビクビクしています。このような状態が長引く場合は、フクロモモンガの環境を変えてあげたり1度病院を受診するようにしましょう。
部屋にマーキングすることも
フクロモモンガは野生の状態では木に自分の尿をこすりつけてマーキングをします。そのため飼育しているフクロモモンガを、部屋の壁に尿を少しずつかけて移動することがあります。これは自分の匂いをつけることで縄張りを確認したり、相手との上下関係を確認していると考えられています。
飼育環境を清潔に保つことが大切ですが、フクロモモンガの匂いを全て取り除いてしまうと落ち着かなくなってしまう場合もあります。
まとめ
フクロモモンガは鳴き声や行動で感情を表すといわれています。歯をカチカチしたり舌打ちをしているときは威嚇や嫌がっていると言われているので、フクロモモンガをそっとしておいてあげましょう。
また、部屋に自分の尿をかけてマーキングすることがありますが、掃除で匂いを全て取り除いてしまうとフクロモモンガが落ち着かなくなってしまうことがあるため、様子をみて掃除するようにしましょう。