フクロモモンガは見た目もかわいらしく、さらに人になつきやすいという事で飼育する人が増えています。
しかし、そんなフクロモモンガでも注意点はたくさんあります。
これから飼育しようかなと思っている方は、フクロモモンガを知ってから飼育を決断されることをオススメします!
夜鳴きやトイレ、臭い
フクロモモンガは夜行性の生き物です。
夜中にカラカラとホイールを回していたり、アンアン、キャンキャンと子犬のような鳴き声で鳴くことがあります。
結構高い声なので一度気になり始めると眠れなくなることもしばしばあります。
しかし、うるさいと怒ってもフクロモモンガには分からないし信頼関係が崩れてしまうだけなので、この点はまず頭に入れて飼育を始めましょう。
トイレに関しては、フクロモモンガは本来木の上で生活をしている生き物なので、トイレの場所を覚えるという事はまずありません。
ケージから出して遊ばせている時でもあちこちにしてしまう可能性がありますので、汚れたら困るものなどは片付けてから出すなど、飼い主さんが配慮してあげるようにしましょう。
また、フクロモモンガはマーキングをするので、他のモモンガに比べて臭腺から出る臭いが強烈なので、こちらもにおいをつけられて困るものは片付けてからケージから出すようにしましょう。
フクロモモンガの爪
飼育下にいるフクロモモンガは、爪を切ってあげる必要があります。
タオルなどの繊維に爪が引っかかると、爪が剥がれる原因となってしまいます。
もし爪切りを失敗したり、どこかに引っかかって出血したまま放っておくと細菌に感染する可能性がありますので、様子を見ずに病院に連れていってあげてくださいね。
フクロモモンガの病院
フクロモモンガは、犬や猫と違って診てくれる病院がまだまだ少ないのが現状です。
体の小さなフクロモモンガは、少しの異変でも体力が失われて命の危険にさらされてしまいます。
その時に慌てて病院を探してもどこも受け入れてくれない、なんてこともありますので、必ず飼育する前にエキゾチックアニマルを診てくれる病院をいくつか探しておくようにしましょう。
まとめ
今回は、いま流行りのフクロモモンガの飼育の注意点についてまとめました。
フクロモモンガは慣れると手の上ですやすや眠ったりしてとても可愛いですが、小さい分少しの異変や違和感でも命の危険にさらされることがあります。
飼育する場合は安易に可愛いだけではなく、十分に気をつけましょう。