フクロモモンガの去勢を様々な理由で考えている方も多いのではないかと思います。
ここではフクロモモンガの去勢に対するメリット、デメリットをご紹介します。
また、去勢費用も調べましたので、参考になればと思います。
フクロモモンガの去勢
フクロモモンガの去勢をする理由には、フェロモンの臭いがどうしても気になる、繁殖させないため、ストレスによる自咬症を防ぐため、などがあります。
ちなみに、去勢手術はオスしかできません。
去勢手術のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
フクロモモンガの去勢のメリットとしては、繁殖しなくなる、自咬が抑制できる、臭いが抑えられる、攻撃的な性格が抑えられる、などがあります。
また、オス特有のハゲもなくなります。
デメリット
フクロモモンガの去勢のデメリットとしては、術前検査ができない、手術後傷口を自咬してしまい、その場合はエリザベスカラーを巻く必要がある、男性ホルモンの減少により、肥満になることがある、フェロモンのバランスが崩れ、同居モモンガと喧嘩してしまう可能性がある、などがあげられます。
去勢手術について
フクロモモンガの去勢手術の方法と費用を調べました。
手術方法
手術方法は病院によって違い、いくつかあるようです。
一つ目は、陰嚢に切開を加えて精巣を2つ摘出する方法です。
この方法ではフクロモモンガ特有の長い陰嚢のクビ部分が残ってしまうため、術後にモモンガが気にして自咬してしまう場合があるそうです。
もう一つは陰嚢のクビごと精巣を手術する方法です。
さらには陰嚢を切開して精巣を取り出し、クビ部分を少し残して陰嚢を切除し、縫合する方法など、病院により様々なようです。
手術後は1週間ほど抗生物質の薬を与えるようです。
今朝のフクロモモンガ♂
手前で大パパ寝てます
大に怒られて入れてもらえない
りきくんはかやの外o(T◇T o) pic.twitter.com/lrgNDpyNBH— ytoDaI☆ (@ytoDaI816) 2017年6月29日
手術費用
こちらも病院により違います。調べたところ、だいたい2~3万円で手術を行えるようです。
まとめ
フクロモモンガの去勢手術のメリット、デメリット、手術方法、費用をご紹介しました。
去勢手術でも少なからず危険が伴います。
小型の動物ならなおさら危険です。手術を受ける場合はよく考えて、本当に必要かどうかを判断するようにしてください。