最近ペットとして人気の出てきたフクロモモンガですが、まだまだ知らないことも多いのではないでしょうか?
ここではフクロモモンガのなりやすい下痢の原因や、発情期の臭いについてご紹介します。
フクロモモンガの下痢の原因
フクロモモンガを飼育する場合、毎日の排せつ物のチェックは非常に重要になります。
下痢になってしまった場合、考えられる原因はストレスと細菌による感染があります。
ストレスによる下痢
フクロモモンガにストレスとなることをしなかったかを考えてみましょう。
意外とストレスに弱い動物のようで、ちょっとしたことでも下痢になってしまうことがあるようです。
また、適度な運動をさせているか、毎日遊んであげているか、なども思い出してみましょう。
細菌の感染による下痢
水やご飯はきちんと新鮮なものを与えているかを考えてください。
特に夏場はフルーツなどの生ものは傷みやすいので注意が必要です。
2~3日下痢が続くようならば注意が必要です。
ジアルジア症やコクシジウム症の可能性があるので、早めに動物病院へ連れて行くようにしてください。
低温による下痢
フクロモモンガは暖かい場所に生息する動物ですので、寒さには非常に弱い動物です。
低温になると体が冷えて下痢になってしまいます。
この場合はすぐに28度前後まで室温を上げて温めてあげてください。
発情期の臭い
フクロモモンガは発情期になると、臭腺から特殊な臭い、フェロモンを出します。
これが人によっては強烈な臭い、頭痛がする、などと言われることもあるようです。
メスも臭いを出しますが、オスの方がきつい臭いになるようです。
発情期の臭い対策
発情期の臭いの対策としては、臭腺を手術で取ってしまうのが一番効果的です。
ですが、フクロモモンガの臭腺は一つではなく、手術自体も小型の動物には危険が伴うものなので、あまりお勧めはできません。
どうしても臭いが気になるならば、空気清浄機を取り付けるのも効果があると思います。
まとめ
フクロモモンガの下痢と発情期の臭いについてご紹介しました。
フクロモモンガはストレスで下痢や便秘になることも多いので、十分注意してあげましょう。
一匹だけで飼う場合は、飼い主さんが毎日かまってあげないと、寂しくてストレスを感じてしまうようです。
また、フクロモモンガは臭う動物ですので、飼おうか悩んでいる場合はこれらのことをよく考えたうえで決めるようにしましょう。