すやすやと眠っているフクロモモンガを見ているとなんとも微笑ましい気持ちになり、時間が経つのも忘れて眺めてしまいます。
しかし、寝ているときにいきなりビクッ!としたことありませんか?
ということで、今回はフクロモモンガの寝ている時の痙攣についてまとめました!
フクロモモンガの痙攣
寝ているときに痙攣しているのを見ると、『もしかして病気なんじゃないか…』と心配になりますよね。
でも、実は寝ている時のビクビクッ!とする痙攣は珍しいことではないのです。
人間もビクッとして起きたり寝言を言ったりしますよね。
犬は走る夢を見ているのか、寝ながらバタバタ足を動かすこともあります。
フクロモモンガも同じで、寝ている時にビクッと痙攣したり、クククッ、アンアンと寝言を言ったりするのです。
ただし、あまりに頻繁だとカルシウムやビタミンが不足している可能性もあります。
栄養のバランスが崩れて代謝性骨疾患(クル病)になってしまうと大変なので、心配なほど度々痙攣するのであれば一度病院に行って診てもらうと良いでしょう。
クル病って?
クル病は、カルシウムやビタミン不足、また、日光(紫外線)を浴びないことによって引き起こす病気で、骨の形成がうまくいかず歩けなくなったり、体が震えたりします。
症状が進むと顎の骨もやわらかくなって食べることが出来ずに栄養失調になってしまったり、瘦せ細って低血糖症や体温の低下にもつながります。
しかしフクロモモンガは夜行性なので日光に当たらなくても平気な生き物です。
むしろ、日光浴をすると眩しかったり暑かったりするので、紫外線足りないかなと思うのであれば爬虫類用のバスキングライトをほんの少しだけ当ててあげると良いでしょう。
紫外線を当てることによってビタミンD3が生成され、カルシウムの吸収を助けてくれます。
食事は、動物性のもの、植物性のものをバランスよく半分ずつ食べさせてあげるようにしましょう。
まとめ
今回は寝ている時の痙攣についてまとめました!
人間や犬と同じで、フクロモモンガも寝ているときにビクッとすることはあります。
しかし頻繁だったり一日に何回もするようであれば一度病院に行って診てもらうようにしましょう。