ペットとして飼育されているモモンガは日本でもたくさんいますが、野生のモモンガもいるのでしょうか?
また、その場所はどこなのか、今回は野生のモモンガについてまとめました!
モモンガの生息地
モモンガは日本のみならず、世界中いたるところに生息しています。
タイリクモモンガ、アメリカモモンガ、フクロモモンガの三種類に分けられていますが、その中でもタイリクモモンガは北海道や沖縄以外の山地に生息しています。
北海道にいるモモンガはエゾモモンガと呼ばれています。
2006年の8月以降、タイリクモモンガは特定外来種に指定されました。
なので購入することはもちろん、今まで飼育していたタイリクモモンガを譲渡することも禁止されています。さらに、すでに飼育していた場合は環境省に登録をしなければいけません。
登録後に繁殖させることも禁止されています。
無登録で飼育したり繁殖、譲渡、購入した場合は罰せられることになるので、飼育している人は注意が必要です。
モモンガの生態
モモンガは主に樹の上で生活をしています。
眠る時は樹の皮が腐ってできた樹洞や、キツツキなどがつついて開けた穴に暮らしています。
夜行性で、樹液や昆虫、花の蜜や木の実、フルーツなど様々なものを食べる雑食性の動物です。
メスは一度の出産で2~3頭出産し、繁殖は年に2回あるものもいます。
妊娠期間はおよそ30日前後、その後一ヶ月半ほどで離乳をし、寿命は平均して約5年から6年です。
ただし、フクロモモンガだけは他のモモンガと違って有袋類に分類されます。
フクロモモンガは出産したあと、お腹にある育児嚢と呼ばれる袋の中で2ヶ月ほど育児をするのです。
モモンガは主にグレーやブラウン、アルビノといった3つの色に分けられます。
しかし、夜行性なので詳しい生態はまだまだ分かっていないのが現状です。
まとめ
今回はモモンガの生態などについてまとめました。
野生のモモンガは大きく分けて3種類いますが、その中でフクロモモンガだけはげっ歯類ではなく有袋類に分類されます。
タイリクモモンガは特定外来種に指定されているので、飼育している人は登録を忘れないようにしましょう。